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鉄道・バスを使った都市開発・経営シミュレーション箱庭ゲーム
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トレインフィーバー(Train fever)は、ゲーム名が示す通り、主役は鉄道ですが、バス、路面電車、そして貨物輸送のためにトラックも運行できます。残念ながらトレインフィーバー(Train fever)では「貨物輸送は旅客輸送ほど儲からない」傾向が非常に色濃く、それはトラックによる貨物輸送にも当てはまります。
しかし、トラックによる貨物輸送は、主に既存の都市間道路を利用しますので、線路建設の費用と手間が要らず、低コスト・低予算で始められます。
また、敷設に慣れが要るトレインフィーバー(Train fever)の線路敷設や、線路ルート選定に頭を悩ませる事も無ければ、市民にマイカーが普及してモータリゼーション(車社会の到来)によって鉄道・バスの旅客離れが起きても、貨物輸送だけはそれが起きません。

もっとも、既存の都市間道路を利用する以上、貨物トラックが渋滞に巻き込まれれば、貨物トラックの収益は悪化します。
渋滞を避けるためや、道路が繋がっていない等の理由で、貨物トラックのために道路を建設する手間と建設費を考えれば、貨物の輸送距離と量次第では、貨物トラックに比べ格段に輸送力の高い貨物鉄道を敷設した方が良いでしょう。

トレインフィーバー(Train Fever)の貨物トラックを攻略

通常版「ヨーロッパ・マップ」

ヨーロッパの貨物用・道路車両の貨物は全て「選択式」です。購入時に、貨物種類の脇に有るボタンをクリックして運ぶ貨物を選択して下さい。購入後の貨物変更は、車両が車庫に入っているときのみ可能です。
車両 登場・終了・寿命
(単位:年)
速度 馬力 貨物 積載量 輸送力
km/h*荷
価格|
÷貨物数
年間費用|
÷貨物数
1850 1900 15 15km/h 2.7hp 全種 4 60 20K 5K 5K 1.2K
最初に使える貨物用車両。しかし、速度や貨物積載量の性能から、駅馬車よりも格段に儲かりません。
1896 1930 30 25km/h 19hp 全種 6 150 55K 9.2K 19K 3.1K
輸送力は馬車より大きいが、貨物1個あたりの車両価格・維持費は上昇し、蒸気トラックゆえ登り坂が心配。
1912 1945 30 50km/h 48hp 全種 8 400 69K 8.6K 20K 2.5K
未舗装の都市間道路の最高速度で走れ、購入費・維持費のコスパも改善されています。
1930 1975 30 95km/h 100hp 全種 11 1045 74K 6.7K 26K 2.4K
発売時は都市間道路が未舗装なので最高速度で走れません。連続した急な登り坂には強いでしょう。
1970 35 100km/h 303hp 全種 16 1600 121K 7.6K 45K 2.8K
販売終了が無い初のモデルです。この年代では都市間道路は舗装済みですので高速輸送が期待できます。
1999 35 100km/h 620hp 全種 20 2000 250K 12.5K 54K 2.7K
ヨーロッパ・マップで最高スペックの貨物トレーラー。貨物満載であれば維持費は割安で、そのコスパはトレインフィーバー(Train fever)の貨物トラックで最高です。

無料DLC「アメリカ・マップ」

アメリカの貨物用・道路車両の一部車種では、鉄道と同じく、運べる貨物が車種によって決まります。購入車種を間違うと、売却して買い直すしかありませんので、ご注意下さい(※購入時、ゲーム内の時間をポーズ(一時停止)していると、購入価格と同じ価格で売却可能です)。
車両 登場・終了・寿命
(単位:年)
速度 馬力 貨物 積載量 輸送力
km/h*荷
価格|
÷貨物数
年間費用|
÷貨物数
1850 1905 15 15km/h 2.7hp 全種 4 60 26K 6.5K 6.9K 1.7K
最初に使える貨物用車両。駅馬車よりも格段に儲からないのはヨーロッパ・マップと一緒で、さらにアメリカ・マップの方が購入価格・運行経費が高いというオマケ付です。
1903 1940 20 25km/h 46hp 全種 8 200 66K 8.3K 15.9K 2.7K
同じ時代のヨーロッパ・マップの蒸気トラックに比べると、スペック的にお得です。
1925 1965 25 40km/h 60hp 全種 9 360 93K 10.3K 21.9K 2.4K
未舗装の都市間道路の最高速度で走れ、維持費のコスパも改善されています。
1945 1980 25 72km/h 87hp 石炭
鉄鉱石
13 936 180K 13.8K 41.5K 3.2K
石油
木材
製品
登場時は未舗装の都市間道路のせいで最高速度を出せず性能過剰、販売終了時には都市間道路の舗装完了により道路の制限速度を最大限まで活用できず性能不足になる車種です。
1970 30 90km/h 408hp 全種 18 1620 273K 15K 62.4K 3.5K
販売終了が無い初のモデルです。この年代では都市間道路は舗装済みなので高速運行が、そしてトレーラーの積載量を活かした大量輸送が期待できます。
2005 30 100km/h 544hp 全種 21 2100 273K 13K 62.4K 3K
ヨーロッパ・マップも含めたトレインフィーバー(Train fever)で最も積載量の多い貨物トレーラー。前モデルより性能が向上しているのに価格・維持費は据え置きという、まるで「21世紀までプレーした貴方は偉い!」という、ご褒美的な雰囲気がありますが、ヨーロッパ・マップの貨物トレーラーに比べると、価格・維持費で負けます。
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