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【はじめに】
残念ながらトレインフィーバー(Train Fever)では貨物輸送は旅客輸送に比べて儲かりません。理由は非常にシンプルで「貨物列車(貨物トラック)は片道しか運賃を稼げない」からです(行きは貨物を積んでいても、帰りは貨物無しで戻るため)。
ですから、貨物輸送は旅客輸送で十分儲かるようになってから行う事をお勧めします。特に難易度「難しい」でプレーしている場合、貨物輸送で本当に黒字を出せるのかは非常に疑問です。
なお、「実績」の中には貨物輸送をしないと獲得できないものも有るため、実績コンプリートを目指すなら貨物輸送は避けて通れません。
トレインフィーバー(Train Fever)の貨物輸送の特徴
貨物輸送は片道しか運賃が支払われない=売り上げは旅客輸送の半分以下
例えば、油井と石油精製所を往復する貨物列車の場合、油井から石油精製所へ運行するときは原油を運ぶので、貨物運送による運賃収入を得られます。
しかし、石油精製所から油井へ戻るとき、貨物列車は空荷の状態で運行されます。
行きは運賃収入を得られますが、帰りは運行経費だけが掛かり運賃収入を得られません。
路線を工夫し、油井−石油精製所−都市という運行にすれば機関車1台で運行でき、機関車2台で運行するよりも経費を節約できますが、それでも
運賃が発生しない「貨物積載の無い状態で運行する区間」を完全に無くす事はできません(都市から油井へ戻る区間は貨物車の全車両がカラですし、油井−精製所は製品を積む貨車が、精製所−都市は原油を積むタンク車がカラの状態で走行します)。
いっぽうで、旅客列車・バス・路面電車(トラム)の場合は、行きも帰りも乗客が乗ってくれるので往復とも運賃収入を得られます。
もし運賃単価が旅客と貨物で同額ならば、
トレインフィーバー(
Train Fever)の貨物輸送は旅客輸送の半分以下の売り上げになります。そして残念ながら、
トレインフィーバー(
Train Fever)では、運賃単価は旅客も貨物も同額のように感じられます。
貨物の生産量は、都市の貨物消費量に比例する
都市には発展規模に応じて、貨物消費量が設定されています(マップ上の都市名をクリックすると出現する小ウィンドウに記載される「貨物アイテム供給」の部分)。
鉱山や加工工場などの産業拠点は、都市の貨物消費量(貨物需要=「貨物アイテム供給」欄の数値)を上回る生産は行いません。旅客列車で都市を発展させないと、都市の「貨物アイテム供給」の数値は上昇せず、需要が無ければ貨物の生産量は上がらず、貨物輸送での収益アップは期待できません。
つまり、単に貨物輸送が旅客輸送に比べて儲からないから旅客輸送に力を入れましょう、というだけでなく、
「貨物輸送の収入を増やす為にも、貨物輸送は旅客輸送と両立させて行う事が重要」であると言えます。
市民にマイカーが普及しても、貨物輸送は安泰
トレインフィーバー(
Train Fever)の特徴の1つに、時代が進むと市民がマイカーを所有するようになり、鉄道やバスが不便な状態だと鉄道・バスに乗らなくなる「モータリゼーション(車社会の到来)」が再現されている点が挙げられます。しかし、貨物輸送では、日本がたどった歴史のような「民間の貨物トラックにシェアを奪われ、鉄道による貨物輸送が衰退」という現象は起きません。
ただし、貨物輸送は旅客輸送の半分以下の収益しか望めず、貨物にも旅客と同じく「タイムリミット」が設定されており、貨物トラックが道路渋滞に巻き込まれれば貨物トラックの収益は悪化します。
また、
特に難易度「難しい」でプレーしている場合、貨物輸送で本当に黒字を出せるのかは非常に疑問である点に注意が必要です。
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