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はじめに
トレインフィーバー(
Train fever)はゲーム名が示す通り「主役は鉄道」であり、鉄道車両はバスや路面電車よりも車種が多く、貨物も運べ、都市を発展させる力も大きいです。しかし、鉄道の建設と運営には、バスや路面電車に比べ多額のコストを必要としますので、最初から鉄道事業を始めずに、まずは「
道路車両の都市間運行」で安定的な収益源を確保してから着手するのがお勧めです(特に難易度「難しい」でプレーの場合)
※実績名「トレインフィーバー」(2000年まで列車のみ使用)を獲得する場合を除く
線路のルートを選定・・・最短距離で、なるべく平坦なルートを
列車が急坂で失速したり(特にSLの馬力が小さい1850年・1900年からのゲーム開始の場合)、線路の建設費を抑えるため(盛り土・高架橋区間を少なくするため)、資金が乏しいゲーム開始時の路線は、なるべく起伏の無い土地でつながった都市間に敷設します。
- 「道路車両の都市間運行」の路線が乗り入れていない都市同士を結ぶ。並立させると乗客を取り合ってしまう為。
- 水辺(川、湖の近く)。
- トレインフィーバー(Train fever)のマップには、滝や急流は存在しませんので、水辺は平地が多いです。
- 水辺に近すぎると、川の蛇行で線路が急カーブになる事がある為、適度な距離を保って敷設するのが安全です。
- 水辺に近い場所は崖状になっている場合があり、線路敷設の際、土砂の削り取りや、鉄橋の建設で、費用が割高になる事があります。どちらの岸が低コストで建設できるか、あるいは両岸とも崖状なのか、観察する必要があります。
- 2つの都市が川を挟んでいる場合、路線のどこかに鉄道橋を架け、対岸に渡る必要があります。先に鉄道橋を建設してから、橋の前後の区間を建設した方が建設費は安くなるかもしれません。しかし、橋脚が高い鉄道橋が建設された場合に、鉄道橋と駅が近い場合、「坂が急すぎます」とアラートが表示され、盛り土のアプローチ線路が建設できない事もあります。
- 都市間道路と同じルート(地形で「平坦」を選択した場合)。
- 必然的に近い都市同士のルートになり、都市間道路は「平地」を選ぶように敷設されているケースが多い。
- 【ご注意】必ずしも平坦なルートであるとは限りません。また市民にマイカーが普及してくる20世紀末迄に、市内各地から駅までのバス・路面電車を整備していないと大幅な客離れが起きます。
- 坂道の多い路線に着手するのは、鉄道の電化が可能になってからにしましょう(SLは坂道が苦手)。
- 標準線路(120km/h)しか建設できない時代は近い都市同士を結び、遠い都市同士の路線は急行線路(300km/h)が解禁されてから建設しましょう。乗客にはタイムリミットが有るので、遅い列車では駅に着く前に乗客が消えてしまいます。
- 線路は、列車が最高速度で走れるよう、なるべく直線と緩い曲線で建設すべきですが、駅の直前・直後なら急カーブを作っても問題有りません(トレインフィーバー(Train fever)の列車は加速力がリアルで、最高速度に達するまで時間が掛かる為。現実でも、全列車が停まる新大阪駅や仙台駅の周辺は、新幹線の途中駅なのに急カーブの線路で建設されています)。
路線タイプ・・・儲かる・儲からないは、この時点で決まってしまう事も
味気ないですが、
トレインフィーバー(
Train fever)の旅客列車は「2駅間を往復するだけの路線」が建設・管理が簡単な上に、確実に儲かります。3駅以上の路線を作る事も可能ですが、1本の列車でやると儲かりません(高速列車で時短しても)。
考えられる理由は、
トレインフィーバー(
Train fever)は「A列車で行こう」(シリーズ6と2001は除く)等と違い、駅に着くと乗客が完全に入れ替わらず、途中駅で降りない乗客が存在します。乗車距離が長い乗客は高い運賃を支払ってくれますが、
トレインフィーバー(
Train fever)の乗客には「タイムリミットが有る」為、乗車距離が長い乗客は、列車が遅いと(途中駅に停まるのも時間ロス!)乗車中に消えてしまうわけです。
路線を複線にする等で、1路線で2列車以上を運行し、列車の運行頻度を上げて、駅での列車待ちの時間を減らせば、その点はカバーできるかもしれませんが、そのような路線は建設と管理が面倒です。
また、AからCへ行く際、(1)直行ルート、(2)途中のBで乗り換えるルート、このように複数ルートがあるケースでは、路線網全体が儲からなくなります(これらの仕様が、
トレインフィーバー(
Train fever)が販売サイトのレビューで「賛否両論」になる理由の1つかもしれません)。
なお、左図のように地理的に近いAとBは早期に標準線路(120km/h)で建設し、地理的に遠いAとCは、後々急行線路(300km/h)で建設すると、列車の最高速度を使い分けられ効率的です。
駅の建設場所・・・無理に市街地に作る必要は無い
都市の中心部ほど集客力が見込めますが、都市建物の撤去費用が非常に高額な
トレインフィーバー(
Train fever)でそれは無理です。道路さえ繋がっていれば市民は駅まで歩いてくれますので、駅は町外れに作っても大丈夫です。むしろ、駅周辺に道路(中サイズ)を整備すれば、そこに新たな建物が建ち、都市の建物が増えれば鉄道の乗客数のアップに繋がります。
なお、都市は、駅舎の有る側が発展しやすいです。では、駅舎の向きを既存の市街地と反対側にすれば、都市の発展面積が増えるかというと・・・微妙な上にハイリスクです。
参照:
駅の建設 道路の建設(別ウィンドウ)
駅前整備 【直線的な道路を敷くには】
既存または新設の交差点から道路を伸ばすとき、道路が曲がってしまう場合があります。曲線道路では沿道に建つ建物の数を稼げません。
この場合、先に直線部分を建設してから、交差点部分まで伸ばすという方法、つまり2段階に分けて建設すると、直線的な道路を整備できます。
だだし、新設した直線部分と交差点までの距離が短か過ぎたり、交差する角度がきついとアラートが表示され、道路がつながりません。
【踏切】・・・トレインフィーバー(Train Fever)の踏み切りは「複線」まで
都市の発展・乗客数アップのために、駅舎の無い側、駅の反対側を開発するとしたら、駅ホーム近くに踏切を作る事は避けられません。
そこでネックになるのが、「
トレインフィーバー(
Train fever)の踏み切りは複線まで」という制約です。現実の鉄道では複々線(4車線の線路)や、それよりの多くの線路とクロスする踏切がありますが、
トレインフィーバー(
Train fever)の踏切は複線までです。
道路が、3本以上の線路とクロスする場合、2本目まではぴったり揃えて踏切を作れますが、2本目と3本目の間は、一定の距離を空け、「別の踏切」扱いにしなければなりません。
トレインフィーバー(
Train fever)の駅は最大5番線まで作れますが、駅ホームの両端を踏み切りで挟む場合、4番線までしか使えません(駅を挟んでの複線と複線)。
長いホームの駅でも、駅舎の無い側は発展する
駅ホーム近くに踏切を作って、駅舎の無い、駅の反対側に道路を延ばして、駅の反対側(裏側)の発展を狙う場合、一見すると、踏切が駅舎から遠くなる為、長いホームの駅だと駅の反対側(裏側)の発展が鈍りそうに見えますが、長いホームの駅と、短いホームの駅とでは、駅の反対側の発展に差はありません。むしろ「駅前の面積が広がる」ため、駅前=建物が建ちやすくなり都市の発展に好影響を与えます。
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