トレインフィーバー(Train Fever)ゆる攻略Top > 鉄道博物館(さいたま市)とトレインフィーバー(Train Fever)

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トレインフィーバー(Train Fever)はスイス製のゲームですが、トレインフィーバー(Train Fever)に登場した乗り物は、JR系の博物館である、さいたま市大宮区の鉄道博物館で、その片鱗に触れる事ができます。国内の博物館ではありますが、実際に訪れて、鉄道史に触れる事で、海外製ゲームであるトレインフィーバー(Train Fever)を身近に感じる事ができるかもしれません。

鉄道博物館(さいたま市)をトレインフィーバー(Train Fever)的視点で観る

鉄道馬車(トラム馬車・馬車鉄道)と、日本初の路面電車(模型)

トレインフィーバー(Train Fever)で最初に使え、なおかつ低価格で導入できる交通手段の馬車。
まず都市交通の担い手として、少ない頭数で大型の車両を牽引でき、乗り心地も良い鉄道馬車が世界中の都市に普及しました。
その後、馬よりもパワーのある電気モーターの発明や、発電所と送電網が整備されると、馬車鉄道の軌道頭上に電源用の架線を張ることで路面電車(トラム)が登場し、馬よりも効率が良い為、馬車鉄道は路面電車にアップグレードされていきました。
トレインフィーバー(Train Fever)に出てくるトラムと鉄道馬車の模型が鉄道博物館に展示されている。

日本の鉄道黎明期の機関車と客車(実物展示)

日本の鉄道技術は、一国からの一括導入ではなく、各地域ごとに導入された事から、異なる国々の車両・技術が混在しました。

日本初の鉄道(鉄道院※国営的なもの)新橋−横浜 1872年・・・イギリス製の機関車

鉄道開業時は、機関車、客車共に小型で、それはトレインフィーバー(Train Fever)で19世紀に登場する鉄道車両とも似ています。
トレインフィーバー(Train Fever)ヨーロッパ・マップに登場する19世紀の鉄道と日本初の鉄道路線の車両を比較

北海道初の鉄道(官営幌内鉄道)手宮(小樽市)−札幌 1880年・・・アメリカ製の機関車(弁慶号)・客車(開拓使号)

トレインフィーバー(Train Fever)のアメリカ・マップの機関車と客車は、同じ時代のヨーロッパ・マップの車両に比べて大型ですが、その差異は日本の鉄道黎明期を見ても明らかで、アメリカから持ち込まれた北海道初の鉄道車両も、開業時期がそれほど変わらない関東の新橋−横浜の機関車と客車に比べて大型です。
トレインフィーバー(Train Fever)アメリカ・マップに登場する19世紀の鉄道と北海道初の鉄道車両を比較

トレインフィーバー(Train Fever)アメリカ・マップの「採光窓付き」客車とは

採光窓付き車両は「ダブル・ルーフ」とも呼ばれ、二重屋根の間に採光用のスリガラスがはめられており、「採光窓付き」の車両は日本でも数多く登場しました。上記の写真にある「京都の路面電車」や客車「開拓使号」も「採光窓付き」の車両です。
トレインフィーバー(Train Fever)アメリカマップの採光窓付き客車の類例を日本の車両で探す

昭和初期の世界の高速列車(写真ボード)

トレインフィーバー(Train Fever)に登場する列車と微妙に異なる車種が含まれますが、当時の海外列車のデザインに共通項を見い出す事が出来ます。単に写真を飾るだけでなく、スペック等にも言及して欲しいところですが・・・国際的にみてレール幅が狭く、車両も小柄にせざるを得なかった日本の在来線は、どうしてもスペック的に欧米列強の列車に敵わなかった為、言及を避けたいのかも知れません。
鉄道博物館にてトレインフィーバー(Train Fever)と、昭和初期の世界の高速列車を比較

トレインフィーバー(Train Fever)に登場する旧式の鉄道信号・・・「腕木式」信号機

日本の鉄道の腕木式信号トレインフィーバー(Train Fever)に登場するヨーロッパの腕木式信号
トレインフィーバー(Train Fever)で初めて鉄道信号を設置する際、旧式の鉄道信号機に戸惑う方も多いはずです。

世界的にみれば細かい違いはあれど、バーの上下による手旗信号的な伝達方法、そして上下するバーに取り付けられたレンズを光源に当てる事で、見た目の色合いを変化させ「赤信号か青信号か」を示す「腕木式」信号は、かつて世界中の鉄道で欠かせない設備でした。

トレインフィーバー(Train Fever)では、時代が進むと鉄道信号は色つき電球を採用した新型に変わりますが、右写真の解説にあるように、鉄道先進国・日本でも「腕木式」信号は20世紀末まで使われた為、トレインフィーバー(Train Fever)においても、必ずしも新型に交換しなければならないものではありません。(個人的には保安設備が腕木式信号の高速鉄道には乗りたくありませんが・・・)
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